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  保険の見直し〜年代別保険の選び方〜

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行政書士・FP荒井太一

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2級ファイナンシャルプランニング技能士
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▼ 保険の選び方

万人にベストな保険、というのは、ありえません。

しかし、ある程度、年齢や家族構成で、選ぶ際の目安はあります。
独身の方、ご結婚されてる方、専業主婦の方、お子さんがいらっしゃる方、
お子さんは既に独立されて、また夫婦お二人に戻られた方などなど。
ここでは、それぞれのケースで、保険を選ぶ目安を考えましょう。

▼ 20代の方、独身の方、専業主婦の方

▼ 30代〜、ご結婚、お子さんが生まれ、独立まで

▼ 50代〜、末のお子さんの独立後
 

▼ 20代の方、独身の方、専業主婦の方

生命保険というのは、その人がいなくなった後、金銭的に困らないようにする為のものです。
さて、独身の方、一家の稼ぎ手でない専業主婦の方のご不幸の際、
ご家族の方のご心痛は如何ばかりかとは思いますが、
残された方々の金銭的負担は、どの程度でしょうか?
その後の生活費に関しては、それほど影響は出ないのではないですか?
お亡くなりになった、その時に必要になるお金、死後整理金と言われる、
お葬式代程度、場合によってはお墓代をプラスできれば、十分ではないでしょうか。
一般には300万円程度、と言われます。
専業主婦の方で、まだお子さんが小さい場合などは、
お子さんの世話や家事全般に対して、あるいは支出増もありえますが、
何千万という過分な保障は必要ないはずです。
お若いご夫婦で、お子さんがいらっしゃらない場合なら、
たとえご主人がお亡くなりになられても、
奥様には、その先にも長い人生があるわけですから、
それを働かずに過ごせる程のお金を残す、という必要もないのではないですか?
この年齢、立場の人が、死後整理金程度のお金を、貯蓄していらっしゃるのなら
保険に入る必要はないわけです。
保険というのは、あくまで手持ちのお金、貯蓄等で賄えないものを補填するものなのですから。
無駄な保険料など払わずに、日々の生活を楽しんだり、
貯蓄や投資に回して、先々に備えるべきでしょう。

しかし、これらの方にも、等しく必要になるのは、医療保障です。
病気というのは、いつ襲ってくるものかわかりません。
(私、荒井が癌を患ったのは28歳。それまで盲腸炎すら患ったことのない、健康体でした。)
かかるコストは、年齢や性別を問わず、かかるものです。
(年齢からくるもの、女性特有のもの、などもありますが)
この年代の方は、是非、医療保障の充実をお考え頂きたいと思います。
若いうちであれば、安い保険料で、終身の保障を得られるものも、多数あります。
しかし、これも会社員の方なら、たとえ入院しても、休業補償もありますし、
健保、国保からも、医療費が一定の金額を超えれば、高額医療保障を受けることが出来ます。
民間保険はあくまで、公的保険でカバーできない部分に
というのを、基本的な考え方にしましょう。

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▼ 30代〜、お子さんが生まれ、独立まで

この年代の方が、最も保険料を多く支払い、多額の保障が必要となるでしょう。
お子さんが成人し独立するまでの養育費、教育費、それに生活費、
これらを保険金で賄うわけですから、通常数千万円の保障が必要となります。
さすがに、ここまで貯蓄で賄うことが出来る方は、稀ではないでしょうか。
保険料が割安で保障が大きい、掛け捨ての定期保険を利用するのが一般的です。
しかし、お子さんが0歳児の時と、10歳くらいの小学生の時と、
大学受験を控えた18歳くらいの時で、同じ保障が必要でしょうか?
お子さんが成長し、独立までの年数が少なくなれば、
当然必要な保険金の額も少なくなるはずです。
それに、20代のところでも書きましたが、現在奥様が専業主婦でも、
もしご主人が亡くなれば、働きに出る可能性はないでしょうか?
お子さんが小さいうちなら、遺族基礎年金も出ますし、
サラリーマンの方なら、遺族厚生年金もプラスされることも。
現在、支出の中で住宅ローンが大きな割合を占めていても、
通常は、団体生命保険に加入しているはずですから、
万が一のことがあった時は、その後の返済は不要になります。
だとすれば、その後の生活費も、その分少なくて済むはず。
見直しのポイントは、まだまだあります。
一番保険料がかかる時期だからこそ、必要な保障を確保しつつ、
無駄はできるだけ省きたいものです。
まずは、
  1. 必要な資金
  2. 予定される支出
  3. 遺族年金等を含めた収入見込み
から、
ご自身に本当に必要な保障額を、しっかりと把握することです。

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▼ 50代〜、末のお子さんの独立後

一般的に、末っ子が生まれた時が、最も保険料がかかり、独立すると、負担は軽くなります。
特に、死亡保障に関しては、
20代や独身の頃と、さほど変わらない程度で、十分だ、とも言えます。
つまり、死後整理金です。
これは、年齢に関わらず必要になるものですから、できれば、終身保険で用意するか、
その分の貯蓄は、残しておきたいですね。
見直しのポイントとしては、今まで払い続けてきた高額な保険を、
どのような形で残すのか、あるいはやめるのか。
そして、高齢になるほど、医療保障の充実が、重要になります。
年齢から来る病気もありますし、一般に高齢の方ほど、入院日数も長くなる傾向があります。
それから、老後の生活資金についても、考えなければならない時期です。
今後、公的年金も目減りしていきます。
自己防衛の為の投資、運用は、必須になってくるでしょう。
それを、民間保険会社の年金保険に任せるのがベストなのか、他の方法で運用するのか。

ここまで生命保険を掛けずに来たものの、最後は誰にも迷惑をかけないように、
これから保険に入ろう、という方は、要注意です。
高齢化社会を迎え、保険各社とも、今までは保険に入れなかったような、
以前病気をなさった方や、高齢者向けの保険商品を売り出していますが、
多くは保険料が高額ですし、中には、
10年も掛け続ければ、払い込み保険料総額が、保険金を超えるケースも。

高齢になれば、収入も、公的年金等に限られてきます。
払える保険料の範囲、必要な保障、老後の生活資金等、
よりシビアな見極めが、必要になります。

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日本行政書士連合会・大阪府行政書士会・ファイナンシャルプランニング技能士センター所属
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